前回九州をキャンピングカーで周った旅行のことを書きました。
今日はその時に遭遇した、なんとも不思議な体験のことを書こうと思います。
旅も後半。私達は長崎の島原からフェリーで熊本へ渡り、阿蘇へ向かいました。
想像できないほど太古の昔に起きた、超巨大な火山爆発によって出来上がった雄大な阿蘇の地形。
火口にあたる部分に町ができ、その周りを取り囲むように山が連なっているのですが、その中に「押戸石の丘」と言われる巨石群があり、そこに行くことにしました。
デコボコの山道を登ったつきあたりに、その丘を守るNPO法人が小さな小屋を立てて管理人のおじさんが一人おり、来た人に石の説明をしながら方位磁石を渡してくれます。
ここには4000年前に刻まれたといわれる「シュメール文字」がある石があったり(諸説あり)、その石の周りを磁石をもって歩くとある場所で方位が正反対になる石などがある、いわゆる「パワースポット」なのです。
地元の人々が大事にしてきたその雄大な景色と不思議な巨石を巡りながら、その場所に漂うパワーを感じ、なんだか頭がクラクラしてきました。
そして、さあ帰ろうと丘を下り始めたとき、私はふと空を見上げて愕然としました。
今までに見たこともないような「龍」が、その丘に向かって降りてきたのです。

これだけなら「そう見えるだけだろ」と思うかもしれませんが、「龍」はその後さらにハッキリと空に現れました。


この光景を目の当たりにした私は、思わず管理小屋のおじさんに「ちょっとこの雲を見てください」と言いました。
小屋を出てきたおじさんも空を見上げ「うわ、これは凄い。私も長年ここにいるけれど、こんな雲は見たことがない。まるでイカロスの翼だね・・・」と驚いていました。
そしてさらに不思議なことに、この後私らが車に乗り込んで帰るころに、この雲は不思議とこつ然と消え、それまで通りの空に戻ったのです。
私はいわゆるスピリチュアルにはあまり詳しくないのですが、人間の力ではどうにもならないものの存在については信じてきました。
そしてその思いは、今回この不思議な体験によってさらに確信に近いものと変わりました。
この写真を見ても「そう見えただけ」と思う方もいるでしょうけれど、このときこの場所で私がこの目で見たのは紛れも無く「龍」であり、何かを私らに伝えてくれていると信じています。
この写真、最初はFacebookでも公開しようと思ったのですが、余計なことを知らない人に言われるのがイヤで出していませんでした。
毎回私のブログを読んでくれるみなさんなら、分かっていただけるのでは、と思いここで公開します(笑)
この龍が伝えてくれようとしたものが何なのか、それを来年は考えながら生きていきたいと思います。